◆農業の和

菌ちゃんファーム
吉田俊道さんという私の大学の後輩が人生をかけてやっています。
全国にファンが沢山いて身体に良い野菜作りを実践しています。

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第50回 国際理解・国際協力のための全国 中学生 作文コンテスト(金賞)

共催: 外務省、財団法人日本国際連合協会協賛: 社団法人日本ユネスコ協会連盟後援: 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、日本放送協会(NHK)、財団法人 安達峰一郎 記念財団、国連広報センター 



世界から貧困をなくすために 国連がすべきこと 国連が今している食糧支援は、食物のないところに食物を送ったり、遺伝子組み換え種子や肥料、農薬を援助したりする人道支援が主なものだと聞いています。 でも、これは続けられるものではないと思います。

その人たちが自力で生活を持続できるようにするのが本当だと思います。 飢餓に苦しむ人は ほとんどが発展途上国で、その原因は 地球温暖化による洪水や干ばつ、砂漠化などで農作物が取れないことにあると思います。 そして「温暖化ガス全排出量の約40%は 化学肥料や農薬を工場で作ったり、単一栽培などや グローバルな食料生産と それの輸送である」と世界的環境活動家のバンダナ・シバ博士は言います。

僕が小学校の時に やっていた自然農法が 世界に広がればすべて解決できます。

この方法は肥料や農薬を一切 使わず、畑は枯れ葉、田んぼ は藁などの堆肥だけで作物を作ります。 肥料を入れないので 植物は土の栄養分を吸収しようとして 根を長くして強くなり、日照りや、反対に 洪水や嵐にも負けません。 そして何よりも、おいしくて栄養たっぷりなので、少量でも満腹になります。

僕が作っていた田んぼで 稲の成長を実験したところ、苗の頃1本だったのが、分けつ して60本にまで増えた株もありました。

自然農法で育てると植物が強くなるので たくさんできるようになるそうです。 ほかにも、農薬を使わないので 水も きれいで、ホタルやカブトエビ、タガメなど きれいな水でしか生きられない生物も たくさん生活できる場所となります。

そして種は自家採種して次の年に植え、育てられるので 種を買わなくてもよいのです。 僕は いつか世界中で 食べ物が少なくなる時が来ると思います。 今は日本も食べ物が たくさんありますが、食料自給率が39%ではそのうちに食べ物が なくなってくると思います。

世界中の人が自分の家の近くで 自分たちの食べる物を作ることができれば遠い距離を輸送することもなくなります。

国連では ミレニアム開発目標(MDGs)が掲げられていますが、COP15でもそうだったように、現在の国際社会では 各国の利害関係が違い、なかなか意見が一致しないのに、2015年までに これを達成するのは 少し無理があると思います。

貧困と飢餓を半減させるには、まず環境の持続可能性を確保させながら自分の力で生活できるようにすると 貧困と飢餓が少なくなり、 妊産婦や5歳未満の死亡率も低下するし、エイズやマラリアを始めとする疾病の蔓延を防止できることになります。

つまり貧困だけを防止することを考えるのではなくて、世界の環境を考えながら、人間が人間らしく生活できるように支援していくことが、大切だと思います。

僕の父も、この秋には 畑を借りることができそうです。

中学生になって 畑をできなかったので、久しぶりに自然と触れ合い、我が家の自給率アップに貢献しようと思います。 そして僕も いつか NGOの一員として、世界の農業支援に役立ちたいと思っています。










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